監視カメラ」タグアーカイブ

キャンピングカー用監視カメラシステム ver.3

平成25年2月3日(日)

ここのところ、監視カメラシステムの構築に熱中しております。Raspberry Pi+Webカメラ、Androidスマホに続く第三弾。ネットワークカメラです。本体にWi-Fi通信とサーバー機能を持っているので、単体で監視カメラシステムを組むことができます。暗視機能もあるので、暗闇でも見ることができます。

20130203_01

結構暗い部屋なんですが、見れますね。さすが、専用カメラ。上記はブラウザの画面なんですが、右側のボタンをクリックすることで、上下左右に動かすことができます。これだけ機能があって、値段は5,000円しません。本体は、こんな感じです。

20130203_02

 

今回もWiMAXルータを使用しました。構成は以下になります。

  • ネットワークカメラ:TENVIS JPT3815W 2013
  • WiMAXルータ:URoad SS10
  • 電源:Cheero Power Grip (5V5200mAh)

ただし、この構成では稼働しませんでした。JPT3815Wが、もともと5V2AのACアダプタからの電源供給だったのですが、それをUSBから給電できるようにしました。そして、Cheeroの2.1Aのポートを使ってみたのですが、だめでした。電力不足なのかな?シガーソケットからの給電では、問題なかったので、キャンピングカーでの稼働には問題なさそうです。昼間の映像はこんな感じです。

20130203_03

 

我が家は電波状況が良くないので、WiMAX経由だと、カクカクした動画になりますが、そこそこキレイに見れます。消費電力は、4~6W。これなら何とかなるかなと。録画するためには、同じLAN内にMac or Windowsマシンが必要となるので、キャンピングカーにPCを設置する必要があります。電力的にそれは難しいので、見るだけになりますね。スナップショットは取れるようですが...WiMAXにVPN機能があればいいのですが、それもなし。Raspberry Piを置けばVPNは組めるので、そうすれば、インターネット越しで動画が撮れるかな?

その他の機能として、動体検知ができるようです。検知したら指定したメールアドレスにメールしてくれます。VPN構築も含めて、動体検知機能も試してみようと思います。

キャンピングカー用監視カメラシステム ver.2

平成25年2月1日(金)

Raspberry Piを使ったキャンピングカー用監視カメラシステムのバージョン2。今回は、うちで昔使っていたAndroidスマホを使ってみました。

20130201_01

 

IDEOSというちっちゃなAndroidスマホです。機種変して、もう使ってない遊休機を再利用してみようかと。当初、SIMチップを入れてIDEOS単体で動かしてみようと思ったのですが、スマホに対して直接外部からアクセスできない...キャリアの仕様なんでしょうか?その昔、ServersManなるソフトで、スマホにアクセスできた事を考えると、できるのかもしれませんが、あまり時間を掛けたくなかたので、今回もWiMAXを使うことにしました。ということで、使用した機器、ソフトは以下の通りです。

  • Androidスマホ:IDEOS
  • Androidソフト:Remote Web Desktop
  • WiMAXルータ:URoad SS10
  • 電源:Cheero Power Grip (5V5200mAh)

AndroidスマホをIPカメラにするソフトもたくさんあったのですが、それだと、別途PCが必要なので、今回はRemote Web Desktopというソフトを使用しました。これを使うと、接続したPCからAndroidスマホをいろいろと操作できます。無料版と有料版があり、有料版はSSL通信が使えると行った機能が追加されています。とりあえず、無料版で試してみました。画面はこんな感じです。

20130201_02

Androidスマホで、Remote Web Desktopを立ち上げ、必要な設定(ポート番号やパスワード等)を行い、サーバをスタートさせます。次に、PCのWebブラウザでアクセスし、指定したパスワードでログインすると、デスクトップのような画面がでてきます。アイコンをクリックするといろんな機能が呼び出せます。「WebCam」をクリックすると、Androidスマホのカメラの画像が見れるようになります。AndroidスマホとWiMAXルータをキャンピングカーに設置すると、インターネット経由でいろんな場所から映像を確認する事ができるようになります。機種変して余っているスマホの有効活用ができるし、かつ、消費電力も少なそうで、なかなかいいですね。

ところが...IDEOSのスペック不足なのか、とにかく安定しない。数分で画像が見えなくなったり、あげくの果てにはIDEOSが落ちてしまいました。Androidスマホをもっとスペックがいいやつに変えれば、安定するのかな?IDEOSでは、とても使えないという結論に...

Androidスマホだと、アプリを開発すれば、GPSで自車位置を確認したり、音声を拾ったり、こちらの声を伝えたり、いろんな事が出来そうですね。その点では面白そうです。ただ、IDEOSの再利用は、難しいかな。

Raspberry Piをソーラーパネルで稼働させてみました

平成25年1月31日(木)

キャンピングカーの監視カメラとして使おうと考えている省電力小型PCのRaspberry Piをソーラーパネルで稼働させてみました。

20130131_01

ソーラーパネルで発生させた電気をエネループに蓄えて、その電力でRaspberry Piを動かそうというもくろみです。うまくいけば、電源フリーで稼働させる事ができます。

はたして、Raspberry Piが稼働することは稼働するのですが、Wi-Fiが動かない...eneloopは、1.2Vなので1.2V×4=4.8V。ちょっと電圧が低かったのでしょうか。とりあえず、もくろみは失敗でした。もうちょっといろいろと試してみようと思います。

キャンピングカー用監視カメラシステム

平成25年1月30日(水)

キャンピングカーでの使用を目指して、監視カメラを組んでみました。

20130130_01

使用したデバイスは、以下になります。

  • 小型PC:Raspberry Pi
  • Wi-Fiアダプタ:PLANEX GW-USValue-EZ
  • Webカメラ:Logicool HD Webcom C270
  • WiMAXルータ:URoad SS10
  • 電源:Cheero Power Grip (5V5200mAh)

すべて、自宅にあるものでまかないました。最新のRaspberry Pi用Raspbian(2012-12-16-wheezy)だと、ドライバを入れずにC270を認識してくれたので、楽でした。USBに挿すだけで、/dev/video1として使えるようになりました。配信用ソフトは、とりあえず mjpegstreamer を使いました。いずれは、motionとか使って、動体検知とかやりたいですね。

WiMAXは固定IP付きの契約なので、DNS設定して、インターネット経由でFQDNでのアクセスができるようにしました。URoad-SS10は、ポートフォワーディング設定ができるので、外部向けにサービスを提供する事が可能です。mjpegstreamer用のポートを開けて、準備完了。

はたして、インターネット経由でカメラの映像が見れるようになりました。我が家は、WiMAXの電波の受信状態が良くないので、320×240で秒2、3コマですが、一応動画が見れるようになりました。これで、このセットをスティングレイに設置すれば、監視カメラとして使えますね。

さて、消費電力ですが...5V5200mAhのモバイルバッテリーで、WiMAXおよびRaspberry Piが4時間稼働できました。6.5W程度の消費電力ですね。ただし、稼働させていた4時間、ずっと動画配信していたので、この数値はMAXかと。時々チェックする程度であれば、もっとずっと少ない消費電力で済みそうです。

今回は、WiMAXルータを使用しましたが、USBドングルのWiMAX端末(MW-U2510)を使えば、もっと消費電力を抑えることができるかと。さらに、ソーラーパネルを使って給電&蓄電するようにすれば、電源フリーで稼働させる事ができるようになりますね。もうちょっといろいろと試してみようと思います。