平成25年2月1日(金)
Raspberry Piを使ったキャンピングカー用監視カメラシステムのバージョン2。今回は、うちで昔使っていたAndroidスマホを使ってみました。
IDEOSというちっちゃなAndroidスマホです。機種変して、もう使ってない遊休機を再利用してみようかと。当初、SIMチップを入れてIDEOS単体で動かしてみようと思ったのですが、スマホに対して直接外部からアクセスできない...キャリアの仕様なんでしょうか?その昔、ServersManなるソフトで、スマホにアクセスできた事を考えると、できるのかもしれませんが、あまり時間を掛けたくなかたので、今回もWiMAXを使うことにしました。ということで、使用した機器、ソフトは以下の通りです。
- Androidスマホ:IDEOS
- Androidソフト:Remote Web Desktop
- WiMAXルータ:URoad SS10
- 電源:Cheero Power Grip (5V5200mAh)
AndroidスマホをIPカメラにするソフトもたくさんあったのですが、それだと、別途PCが必要なので、今回はRemote Web Desktopというソフトを使用しました。これを使うと、接続したPCからAndroidスマホをいろいろと操作できます。無料版と有料版があり、有料版はSSL通信が使えると行った機能が追加されています。とりあえず、無料版で試してみました。画面はこんな感じです。
Androidスマホで、Remote Web Desktopを立ち上げ、必要な設定(ポート番号やパスワード等)を行い、サーバをスタートさせます。次に、PCのWebブラウザでアクセスし、指定したパスワードでログインすると、デスクトップのような画面がでてきます。アイコンをクリックするといろんな機能が呼び出せます。「WebCam」をクリックすると、Androidスマホのカメラの画像が見れるようになります。AndroidスマホとWiMAXルータをキャンピングカーに設置すると、インターネット経由でいろんな場所から映像を確認する事ができるようになります。機種変して余っているスマホの有効活用ができるし、かつ、消費電力も少なそうで、なかなかいいですね。
ところが...IDEOSのスペック不足なのか、とにかく安定しない。数分で画像が見えなくなったり、あげくの果てにはIDEOSが落ちてしまいました。Androidスマホをもっとスペックがいいやつに変えれば、安定するのかな?IDEOSでは、とても使えないという結論に...
Androidスマホだと、アプリを開発すれば、GPSで自車位置を確認したり、音声を拾ったり、こちらの声を伝えたり、いろんな事が出来そうですね。その点では面白そうです。ただ、IDEOSの再利用は、難しいかな。