平成25年1月30日(水)
キャンピングカーでの使用を目指して、監視カメラを組んでみました。
使用したデバイスは、以下になります。
- 小型PC:Raspberry Pi
- Wi-Fiアダプタ:PLANEX GW-USValue-EZ
- Webカメラ:Logicool HD Webcom C270
- WiMAXルータ:URoad SS10
- 電源:Cheero Power Grip (5V5200mAh)
すべて、自宅にあるものでまかないました。最新のRaspberry Pi用Raspbian(2012-12-16-wheezy)だと、ドライバを入れずにC270を認識してくれたので、楽でした。USBに挿すだけで、/dev/video1として使えるようになりました。配信用ソフトは、とりあえず mjpegstreamer を使いました。いずれは、motionとか使って、動体検知とかやりたいですね。
WiMAXは固定IP付きの契約なので、DNS設定して、インターネット経由でFQDNでのアクセスができるようにしました。URoad-SS10は、ポートフォワーディング設定ができるので、外部向けにサービスを提供する事が可能です。mjpegstreamer用のポートを開けて、準備完了。
はたして、インターネット経由でカメラの映像が見れるようになりました。我が家は、WiMAXの電波の受信状態が良くないので、320×240で秒2、3コマですが、一応動画が見れるようになりました。これで、このセットをスティングレイに設置すれば、監視カメラとして使えますね。
さて、消費電力ですが...5V5200mAhのモバイルバッテリーで、WiMAXおよびRaspberry Piが4時間稼働できました。6.5W程度の消費電力ですね。ただし、稼働させていた4時間、ずっと動画配信していたので、この数値はMAXかと。時々チェックする程度であれば、もっとずっと少ない消費電力で済みそうです。
今回は、WiMAXルータを使用しましたが、USBドングルのWiMAX端末(MW-U2510)を使えば、もっと消費電力を抑えることができるかと。さらに、ソーラーパネルを使って給電&蓄電するようにすれば、電源フリーで稼働させる事ができるようになりますね。もうちょっといろいろと試してみようと思います。