平成25年5月25日(土)
本日、カーセールスワタナベさんのところに車を取りに行きました。順番待ちが3ヶ月程ありましたが、順番が来てからは1週間かからずに作業してもらえました。後輪にエアサスをつけただけでなく、ランチョのショック、アルミ&タイヤも一気に交換しました。
比較写真があると分かりやすいんですが、おしりがずいぶんと持ち上がりました。これまでタイヤの上の部分が被さっている感じだったんですが、全部見えるようになりました。
エアサスを導入する最大の目的が、おしりを持ち上げ、尻下がり状態を解消することだそうです。尻下がりだと、前輪が浮いた感じになり、不安定な状態なんですが、これが解消され安定するとのこと。増しリーフも同じ目的なんですが、金属の板バネだと跳ねる感じになるそうです。エアは圧が強ければ強いほど反発するので、ちょっとしたショックは吸収するけど、強い圧力には耐えるという、サスに最適な性質があるそうです。エアサスはこんな感じの風船で、後輪のみつけました。
そして、今回、ランチョもつけました。カッコイイですね。
そして、アルミ&タイヤ。
アルミは、カーセールスワタナベさんで販売しているURBAN SPORTS。タイヤは、ブリジストンのR202です。アルミはJWT-L 955kg対応で、タイヤは215/65R15 110/108L。タイヤはロードインデックスが向上したので、前輪は500kPa、後輪が550kPaにしました。
前回、スティングレイを預ける時に、後輪の上のキャビンの部分を手で押してみたんですが、結構ゆさゆさ揺れました。今日、同じように押してみたら、グッと踏ん張る感じがありました。これは、効果がありそうですね。乗るのが楽しみです。
一通り説明を受けた後、試乗です。ランチョは、9段階の前が7、後ろが5(数字が大きいほど硬い)。そしてエアサスは、30psi(〜100psiまで変更可)でスタートです。乗ってすぐ、駐車場から道路に出る際のギャップのところで、すでに違いが分かりました。車重は変わらないはずなのに、軽くなった錯覚があります。揺れがすぐ収まる感じです。その感覚は、運転して最初のカーブで確信に変わりました。安定して曲がれる!エアサスを40psiにすると、さらに足回りが硬くなり、よりコーナーが安定する感じになります。ただし、硬くすればするほど、ギャップを拾ったさいの突き上げ感が増すので、乗り心地は悪くなります。ワタナベ社長曰く、運転手は硬くしがち、とのこと。確かに、自分的には硬い方が好みです。でも、峠を攻めるわけでもないので、乗り心地重視で、安全性が高まればよし、ですね。35psiで、車体が水平になるように調整してくださっているそうで、一応、一般道は35psiで乗ることにしました。キャビンに乗る、奥様の意見も聞いて、この数字は変更して行こうと思います。
前輪のランチョも数値を変えて試してみました。7を8にすると、確かに硬くなった感じです。ハンドルに伝わる路面のギャップをより感じるようになりました。こちらも7からスタートで、変更して行こうと思います。
さて、今回の足回り変更で、スティングレイがまるで別の乗り物になった様な錯覚があります。
- コーナーでのふらつきがなくなり、カチッとハンドルを切ったラインを曲がる事ができる。
- 直進安定性が格段に良くなった。
- ハンドルの遊びが減り、応答性が高まった。
- 路面のギャップを拾った際の突き上げ感が減った。→車体のがたつきが減った。→静かになった。
- 停車時にキャビンを歩いても揺れなくなった。
数え上げれば、キリがありません。こんなにも変わるものなんですね。エアサス導入して、本当に良かったと思います。あ、エアサスだけではありませんね。ランチョ&アルミ&タイヤもですね。
で...早速、乗りたいということで、本日から八ヶ岳方面へ。中央道で、さらにエアサス効果を感じることができました。高速でのふらつきが全くなくなりました。風の影響も少なくなった感じです。トラックに追い抜かれる際に左側に持って行かれる感じも減りました。35psiを45psiへ、そして50psiへ。ますます安定性が増して、50psiだと、100kmオーバーでも安心して運転することができます。これまでは、ふらふらしていたので、小刻みにハンドルを切る必要があったのですが、その必要がなくなりました。疲労度合いがまったく違いますね。緊張し続けなくても良くなったので、安全な反面、居眠りに注意が必要です。これが、エアサスの唯一の欠点でしょうか。
さて、キャビンの奥様ですが...確かに揺れは減ったそうですが、無くなる訳ではないので、反応はイマイチでした。私が、「全然違う!」とハードルを上げすぎてしまったようです。でも、「曲がり角で、傾きが減った気がする」とか「コーナーでの怖さが違う」とか「ダイネットで揺れが減った」といったコメントは頂きました。
高速での試運転は、小淵沢インターチェンジまで。降りてすぐにある、道の駅「こぶちざわ」で本日は宿泊。ここに併設されているスパティオ小淵沢の延命の湯は、24時まで営業しています。キャンピングカーにはありがたいですね。土曜日ということも有り、7台程のキャブコンが泊まってました。エアサスは、空気圧の調整により数cm高さを変更することができます。(左右個別の調整もOK。)早速その機能を使って、駐車場の傾きを吸収。もう一つ。エアサスは、設定した空気圧を維持するために、走行中、時々空気を抜いたり入れたり、常に動いています。この音がちょっとうるさいので、夜はエアサスのスイッチを切る必要があります。この前買った、エアリーマットレスの寝心地を確かめながら、お休みなさい...
P.S.
ステッカーを貼るのは、あまり好きではないのですが、折角頂いたので、後ろに貼らせていただきました。