キャンピングカーのテレビ事情

平成29年5月7日(日)

最近、自宅のBlu-ray DIGAが壊れてしまったので、新しいのを買いました。DMR-BRX7020というヤツなんですが、出先からiPhoneのアプリで、自宅に設置のDIGAの映像が見えるんです。今、放送している番組だけでなく、録画した番組も見れます。さらに、このDIGA。いわゆる全録機というヤツでして、7番組を2週間分(録画の画質を落とせばもっと長い期間撮れます)撮り続けています。つまり、外出先から、2週間前にさかのぼって、好きな番組が見れます。これが、なかなか便利で、例えば、21:00からの番組を21:00から見ずに、21:30頃から見たり、つまり時間に縛られずに見ることができます。しかもスマホがつながる場所であれば、日本中どこにいても見れます。このおかげで、かなりキャンピングカーのテレビ事業が改善されました。

我が家、実は、旅先でいろんな手段でテレビを見ることができます。ここで、ちょっとまとめて見たいと思います。

(1)ナッツRVのオプション地デジアンテナ+車設置のテレビ「VIERA」

こういうアンテナをキャンピングカーの天井につけてまして、普通のテレビで見ることになります。が、このパターン。道の駅泊をメインとする我が家にとって、ほぼ、役に立ってません。受信できない事が、ほとんどです。まだ、地デジが見れるカーナビ用のダイバーシティアンテナの方が受信状態が良さそうな気がします。

また、受信できたとしても、NHK+ローカル局1~2チャンネルということで、これまた、見る機会が無くなる原因となっています。

(2)Galaxy S7 edgeの地デジ

Androidスマホについている地デジ機能でのテレビ視聴になります。(1)のパターンより、受信できる場所が多い気がします。(その意味でも、キャンピングカーのオプションの地デジアンテナって”何?”と思ってしまいます。)

このパターンは、電池の消費が少ないのと、後に記載のインターネット経由と違って、データ通信料が不要なので、エコな感じです。大きな映像で見たければ、VIERAにHDMIケーブルでつなげばOKです。ただし、受信できる番組は、(1)と同様、NHK+ローカル局ちょっとなので、NHKで見たい番組があるときには、役立つ感じですかね。

(3)iPhone/iPadでテレビ視聴可能なチューナー

iPhone/iPadのアプリとWi-Fiで連携する地デジチューナー機器です。上記(2)のパターンと同じで、(1)よりは受信できるケースが多い感じですね。AndroidがiPhone/iPadになったくらいで、他は(2)の特徴と同じですね。唯一の違いは、iPadの大画面で見ることができるので、VIERAの電源を入れる=インバーターのスイッチを入れるという必要がなくなる点ですかね。iPadであれば、夫婦2人で問題なく視聴できます。

(4)ガラポンTV四号機

インターネット経由で、自宅に設置したガラポンTVにiPhone/iPadやAndroidのアプリでアクセスする、いわゆるロケーションフリー=ロケフリのパターンです。新たに購入したDIGAと同じく全録機なんですが、こちらは地デジでは無くワンセグの映像になります。従いまして、スマホやギリiPadで見る分には何とか見れますが、キャンピングカーに設置したVIERAで見るにはちょっと画質が粗いです。

1ヶ月分の全チャンネルの番組が録画できているので、好きな時に好きな番組を見ることができます。画質は悪いですが、その分データ通信量が少なくてすむのが特徴です。使う機会は少ないですが、スマホの電波がLTEでなく、3Gの場合等に威力を発揮します。

(5)Slingbox 350

前述の(4)と同じく、自宅に設置して、iPhone/iPadやAndroidのアプリで旅先からインターネット経由で番組を視聴するパターンになります。この機器は、チューナーが無く、DIGA等の映像出力を利用します。インターネット経由でアプリからこの装置に指示を送ることで、赤外線リモコンを使った場合と同じように、DIGAを操作することができます。DIGAだけでなく、スカパー!の受信機やCATVのセットトップボックス等、いろんな機器を利用することができます。(我が家では、DIGAを利用しています。)

画質はフルHD(1080p)なので、非常にキレイです。その分データ通信料は高くなってしまいます。おおよそ1時間で500MBくらいの通信量なので、ギガモンスターの20GBだとすると、1ヶ月で40時間の視聴が可能ですね。1回/2週の旅だとすると、1回に20時間見れる。金曜出の2泊3日だとしても、一日6時間~7時間の視聴が可能ですね。そんなに見ることはないので、ギガモンスターに契約していれば、十分ですね。ちなみに、電波状況が悪ければ、自動で画質を悪くしてデータ通信料を調整する機能もあります。

(6)DMR-BRX7020

我が家は、外付けの3TBのHDDを追加しているので、15日間の番組を結構キレイな映像で全録しています。今放送中の番組を含めて、それを外出先から見ることができるのは、本当に便利です。インターネット経由なので、最大1時間=500GBの通信量が必要なのを除けばこれが最強ですね。こちらは、自動ではないですが、データ通信量を調整することができます。その点が、(5)との違いになります。もう一つ、(5)との違いがあります。それは、(6)のパターンでは、車載のVIERAで見ることができないんです。アプリが外部機器への出力を制限しているようです。まあ、iPadで見れば、問題ないんですけどね。その点が(5)と(6)の違いですね。

ちなみに、(5)で見ている状態で、(6)で別の番組や別の録画番組を見ることもできます。つまり、夫婦で同時に別の番組を見ることもできるんです。まあ、別番組を見ることは無いですし、そんな必要も無いので、Slingboxは、CATV用とするのもいいかもしれませんね。そうすると、CATVの番組を旅先でも見ることができる様になります。

実はこれ以外も方法があるんです。自宅のPCは、地デジチューナーが付いてるんですが、外出先から自宅のPCの画面を見ることができるんです。つまり、外出先から自宅のPCで、地デジの映像を見ることができるんですね。ま、このパターンは、使ったことないですが...

さて、こうやってブログに書いてみると、本当にいろんな方法があるんだな、というのが正直なところです。場合によって切り分ける感じですかね。普段は、(6) or (5)で十分ですし、スマホの電波の状態が悪いときは、(4)ですね。(2)や(3)は、携帯の電波が使えないという希な状況の時には使えますね。(1)は...不要だったかな。

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