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遠野&龍泉洞観光

平成29年4月29日(土)

くもり時々晴れ。この先、北上しようか迷ったんですが、遠野にもちょっと寄ってみようということになり、一路東へ。道の駅「遠野風の丘」にまず、向かいました。

朝から賑わっている道の駅でした。

最初、自転車で遠野観光しようかと思っていたんですが、ガイドによると、ちょいちょい車移動が入ってます。ということで、自転車ではなく、車で移動です。最初は、カッパ淵。

道の駅で、カッパ捕獲証なるものを購入していれば、ここでキュウリを餌にカッパを捕まえる事ができるそうな。カッパが出たといわれているカッパ淵には、すでに竿が垂れていて、キュウリ餌が川面に浮いてました。ここで待っていれば、カッパが見れたかもしれませんね。もしかしてルゥルゥちゃんには、見えたかな?

遠野の伝承館では、語り部の人の昔ばなしを聞くことが出来るそうですが、予約が必要。諦めて、ふるさと村へ。真田丸のロケ地でもあったこの場所。昔ながらの家屋(曲屋という伝統的家屋の建築様式だそうです)が点在する山里を再現した施設です。

遠野といえば、ジンギスカンが有名です。遠野食肉センターで食べようと思っていたんですが、ふるさと村にも食堂があり、外の席でワンちゃんも一緒に食べることができるようです。ということで、ジンギスカン。美味しかったです。

食後、ふるさと村を散策。

何か、懐かしい風景ですね。

こちらが、藁葺きの曲屋。人は住んでいなくて、中を見学することができます。

昔のおばあちゃんちが、土間のある家だったので、これまた懐かしい気持ちになりました。この家は、江戸末期の建物だそうで、今でも立派に建ってました。木の家ってすごいですよね。

ふるさと村は、思ったより楽しめました。さて、この後は、盛岡に向かう予定...だったんですが、途中で急遽変更。この柔軟性、ある意味行き当たりばったりな旅ができるのもキャンピングカーの醍醐味ですよね。その醍醐味なんですが、盛岡でなく、別方向。北は北なんですが、太平洋側の龍泉洞という鍾乳洞に向かうことにしました。奥様がたまたま見ていたWebの情報で、日本三大鍾乳洞の一つが、近くにある、というのを見つけました。日本三大○○と聞けば、行くしかないですよね。

はたしてこの醍醐味。大正解でした。龍泉洞は、まだまだ未開の場所があり、総延長は5kmを越えるとも言われてるそうです。そして、大量の水が湧き出ており、いくつかの地底湖がある鍾乳洞です。

そんなに広くは無いのですが、奥行きがあり、結構歩きます。高低差もあって、階段の上り下りが、結構きつかったです。ワンちゃんは入れないので、スティングレイでお留守番です。

実は、上の写真の通路の下には、水が流れていて、しばらく歩くと、地底湖が現れます。ライトアップされていて、非常に美しかったです。

こちらは、全天球写真です。

第1、第2地底湖は、3~40mの深さがあり、見学できる一番奥の第3地底湖に到っては、なんと水深98mもあります。透明度が40m超だそうで、ダイバーの私としては、潜ってみたい感じですね。

ちなみにこの龍泉洞へ向かう国道430号は、いわゆる酷道でした。道幅が狭く、すれ違いが出来ないような場所もありました。スティングレイでは、ちょっとしんどかったです。ですが、車通りが少ないのと、後は東北の方が非常に親切で、ずいぶん前から通れる場所で待っていてくれたり、ゆずってくれたりしてくれて、気持ちよく走ることができました。

さらにこの国道。実は、昨年の台風10号の被害がひどかった場所だそうで、確かに橋が崩れていたり、流木が流れた状態のままの場所があったり、自然災害の傷跡がそこかしこに残ってました。そして災害と言えば、東日本大震災。宿泊予定の道の駅「くじ」に向かう際に、太平洋側を通ったんですが、不自然にまっさらな海岸線があったりしました。おそらく津波で流されたんでしょうね。一番被害がすごかった場所から結構北なんですが、それでもこの被害。あらためて震災の恐ろしさを感じました。

途中、「古墳ノゆ」という24時間営業の健康ランドで汗を流しました。その後、道の駅「くじ」へ。この道の駅、駐車場が平坦で無く、ちょっと傾いてました。エアサスで調整しても、平にはならなかったです。頭が高くなるように車を駐める必要がありました。寝にくいけど、しかたないですね。今日は結構歩いて、疲れていたので、ここで泊です。